対処すべき課題 task
当社グループを取り巻く経営環境は、日本経済では労働力不足等を背景に働き方改革の推進やAI技術等の活用が進み、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、景気は緩やかな回復が見込まれます。世界経済は、米国の通商政策等により先行きは不透明でありますが、アジア地域ではインドネシア等での人口増加に伴う経済発展により、輸出入量や消費市場のさらなる拡大が期待されます。
このような外部環境のもと、当社グループは、物流事業の収益力向上を図り企業価値のさらなる向上をめざし、長期ビジョン『KAWANISHI2030』および中期経営計画『Vision2027事業領域の拡大』(長期ビジョンのPhaseⅡ)において、次の基本方針を掲げ基本戦略、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応に基づいて取り組んでまいります。
1.基本方針
- 取引先顧客へのサービス向上を第一とし、当社のステークホルダーへの信頼関係の構築を維持します。
- 健全な財務体質を意識しながら経営基盤の安定と強化を基本とし、筋肉質な体質を実現すべく、既存事業の利益改善を図ります。
- これまでのビジネスモデルに捉われることなく、時代のニーズに合致した物流の構築を進め、DXの推進やサステナビリティなどの社会課題に対応した企業を目指します。
2.基本戦略
「次世代型物流施設の計画推進」、「ASEAN投資」、「リコンストラクション(拠点/組織の再構築)」は、三大重点戦略(三本の矢)として強力に推進してまいります。三本の矢の戦略はそれぞれが相互補完性を有しており、そのどれをも欠けさせることなく同時並行で確実に実行させることにより飛躍的な業績目標を実現いたします。
- 成長に向けた戦略的投資
- 次世代型物流施設の計画推進
- ASEAN投資
- 国内における物流企業のM&A
- 基幹システム再構築
- 地球環境にやさしい物流構築/サステナビリティ推進室新設
- 資本政策の推進
- 社内体制の強化
- リコンストラクション(拠点/組織の再構築)
- 統合報告書策定
- ペーパーレス化推進によるオフィスワークの改革
- RPAの導入による業務集約/労働負荷軽減
- コンプライアンスの強化
- システム化推進による競争力強化
- 営業体制の強化
- ダイバーシティ&インクルージョンへの対応
- 労働力不足に対応した人財戦略の強化
- 社内教育体制の充実
- 財務基盤の強化
- 既存事業の拡大・強化
- 物流拠点の機能拡充
- 運送部門強化
- ASEAN物流拡大を起点とした長距離海上輸送などの海外物流業務の強化
- メーカー物流の強化
- 通関体制の強化
3.資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
長期ビジョン『KAWANISHI2030』とそれに向けたPhaseⅡの中期経営計画の達成に向けては、中長期でのROEの向上を図るとともに、成長戦略や事業リスク、戦略実行状況等の明瞭な説明によるPERの改善および資本コストの逓減が必要と考え、対応方針を掲げております。
- 企業価値向上に向けた取組み
- 資本政策の推進
- Vision2027達成に向けた投資の実施
(ASEAN投資/国内・海外M&A/物流拠点の機能拡充) - 日本版ESOP等の導入
- IRの強化、サステナビリティ推進
- 株主優待制度の拡充
- 配当性向目標35%
- 特別配当、自己株式取得の実施
- Vision2027達成に向けた投資の実施