川西倉庫株式会社 川西倉庫株式会社

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代表取締役社長 川西 二郎
川西倉庫株式会社
代表取締役社長 川西 二郎

当社グループは、取り巻く社会や環境の変化に対応し次世代への新たな課題に取り組みながら、飛躍的な成長をめざします。
まずは、経営基盤の一層の安定と強化を図り、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご理解を賜りますようお願い申しあげます。

当社グループ第168期上半期(2024年4月1日から2024年9月30日まで)の事業の概況ならびに決算の状況をご報告申しあげます。

当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、景気は緩やかな持ち直しの動きがみられるものの、資源価格や原材料価格の高騰、為替の急激な変動、中東情勢の緊迫化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。

このような状況のもと当社グループは、2024年度を最終年度とする中期経営計画『Vision2024物流イノベーションへの挑戦』で掲げる、物流センターの機能拡充や運送部門強化、海外物流業務の強化による既存事業の拡大・強化、次世代型物流倉庫の建設や基幹システム再構築の検討など、成長に向けた取組と戦略的投資の調査研究に取り組んでおります。

当中間連結会計期間においては、国内物流事業では、前年に好調だった港湾運送業務の取扱いが減少しましたが、倉庫業務では保管単価の上昇等もあり収益面では増加、運送業務についても堅調に推移し、国際物流事業においては当社の国際運送取扱業務が増加したこともあり、グループ全体での営業収益は前年同期を上回りましたが、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する中間純利益については前年同期を下回りました。

その結果、当中間連結会計期間の営業収益は前年同期比0.9%増の12,731百万円、営業利益は前年同期比24.1%減の543百万円、経常利益は前年同期比21.4%減の592百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比25.4%減の352百万円となりました。